政府と災害

時の政権が右寄りであろうと、左寄りであろうと、ちょっとダメであろうと災害が起こって被害がでるのは残念なことです。

今回、関東を中心に大雪が降ったのですが、どうも政府の対応が少し鈍いように感じました。
災害や事故の現場に政治家がヘリコプターで乗りつけるというのもどうかと思いますが。
ではどんなことを個人的に期待するのかを二つ書いてみます。
一つはマニュアルです。
災害が発生した時に政府はどのように対応するのかを書いたものがあれば、それに従って動けばいいのではないでしょうか。政府が対応するのか、各自治体の対応で十分なのか、その辺を判断する仕組みはないのでしょうか。仮にあったとしても今回はよく分かりませんでした。
例えば官房長官なり、誰かが記者会見、プレスリリースでマニュアル通りに対応しますというのがあれば分かりやすいのでは。
もう一つは誰が判断するのか、ということです。
災害が起こった時に、過去の事例などを元に政治家が一々判断するのは面倒なことだと思うのです。
そこで専門の担当者が政府として対応すべき、また、マニュアルには該当しなくても、マニュアルに準じて対応すべきなどと判断するのが合理的ではないでしょうか。
地震や台風などもそうですが、災害が起こった時に対応する実務の担当者、責任者ははっきりした方がいいと思います。
政治家は全体を把握して、最終判断を行えばいい仕組みにしておけば、土日は自分は休んで実務担当者に任せるというのはありうることではないでしょうか。
反面、今回の大雪もそうですが、土日に対応した現場の方は代休を取って欲しいとも思います。
いずれにしても困っている人は助けてあげて欲しいと思うのです。