地底六千メートル

地熱発電について書いてみたいと思います。

地熱発電については専門家ではないのですが書いてみます。

原子力発電所が爆発してしまった現在においては、今までそれほど積極的ではなかった地熱発電にある程度シフトしてもいいと思います。

もちろん原発の全てを地熱発電に置き換えのは無理だと思います。

日本の行政ではNEDOという組織が平成14年まで地熱発電の研究を行っていたようです。

そこでの研究は地下三千メートルぐらいまで掘削して熱源から熱を取り出して発電するという内容のようです。

また地下四千メートルまで掘削出来ると更に高温の熱源があるようです。

この研究に基づけば今でもある程度の地熱発電は可能なのかとは思います。

しかしこの研究がなぜ平成14年でストップしてしまっているのか、いまいちよくわかりません。

帝国石油の関連会社のホームページを拝見していたところ、地熱発電の掘削を行っているということで八丈島の発電にも関わっていると書いてありました。

そして掘削も地下六千メートルまで掘削出来るとも書いてありました。

そうすると何故これほど掘削が出来る会社が日本国内にあるのにNEDOは研究をやめてしまったのかよくわからないのです。

NEDOの資料は地下三千メートルぐらいで研究が終わってしまっていますが、地下六千メートルまで採掘できてもあくまで研究ベースで商業ベースでは難しいということなのか、仮に現在は難しいというならわかりますが将来的にも難しいのか、この辺りが良くわかりません。研究に準じれば地下六千メートルでなくても地下四千メートルまで採掘できて商業ベースで発電所を動かすことができればそれでいいみたいな気もしますが。例え、そこに門番がいたとしても。