J22解散 その2

J22についてもう少し書いてみます。

J3に所属していたJ22というチームの目的は何だったのでしょうか。

一つは若い世代のボトムアップ。もう一つは世界と戦うトップ選手の育成だったのではないでしようか。

世界と戦うということでは失敗だったと思います。U19アジア選手権で日本は敗北して世界大会に出場できませんでした。

世界で戦うU19日本代表をJ3に出場させてもあまり効果がなかった。どちらかというと海外遠征の方が良かったのではないかと思うのです。

J1が開催されていない時は海外遠征をJ1の選手を中心に組んだ方が有意義ではなかったかと思います。

J22にエントリーされていた選手は当初90名近くだったはずなのでJ3に出場するチームと海外遠征するチームの二つがあっても人数的には大丈夫だったのではないかと思うのです。

このことはこれから開催されるU23日本代表のリオオリンピック予選とも絡んでくるでしょう。


しかしながら、Jリーグの各チームの事情でJ22に選手を招集するのが難しかったとします。特別指定選手の制度に対してJ22は対象になっていなかったようですが、大学1回生のみを対象に運用しても良かったのかもしれません。