箱根駅伝と留学
箱根駅伝では留学生の出場できる人数が1人と決まっているようです。
反面、高校生以下の年代の留学に対する国際的な見方は厳しいようです。
最近ではFC東京が久保選手を獲得しました。報道ではバルセロナの下部組織にいた選手が日本にやってきたという論調です。しかしFIFAはあまりに若い選手の移籍を認めず、スペインでの出場を認めないことが背景にある訳です。
FIFAが懸念しているのは、若い選手を青田買いして、トップチームに入れなかった場合はその選手を見捨ててしまうこと。つまり若い選手を使い捨てにする制度になることを危惧しているようです。
日本人ならばヨーロッパに行って、ダメならば日本でやり直すとことも出来るかもしれませんが、発展途上国のアフリカなどの選手では生活していくことができない、つまりリスクが高いということなのでしょうか。
高校生以下の年代は留学は制限して、分別のつくようになる大学生以上は積極的に留学を支援するということになるのでしょう。それは海外へ日本人留学生を送り出すことと、海外からの外国人留学生を受け入れることの両方で。