デス・レース2000年 映画

確かにB級映画ではあるのだけれどもという感想。

アメリカ横断ウルトラ殺人レースの話。
最初に殺された人の奥さんがスタジオに招待されて、豪華プレゼントが渡されます。
そしてアメリカ大統領がこのレースは国民の娯楽であるとテレビで説明します。

これはフェイクニュースだなあと思うと笑いたいけれど笑えない不思議な感情に包まれました。
この映画のアメリカ大統領と2017年のアメリカ大統領を比較したらどう思うかと問われると回答に困ります。
40年前の映画に現在が近づいたのか、それとも40年前から変わっていないのだけれども顕在化したのか。そんなことを考えたくなるのでした。

以下、蛇足。
マシンガン・ジョーのスタローンは若くて生きが良く粗野な演技を見せてくれる。
レジスタンスの飛行機は震電が飛んでいるみたい。
スティールボールランと比較することも考えたが早々にあきらめた。