エルネスト 映画

チェ・ゲバラ没後50年の記念映画です。

物語はチェ・ゲバラが訪日して広島に行くところから、ボリビアまでです。
チェ・ゲバラ原爆資料館を訪問しますが、日本側は「この人は誰なのだろう」状態で対応しているように描かれています。
キューバ革命直後の日本でチェ・ゲバラを知っている人は限られたということでしょう。
別の見方をするならばアメリカのオバマ大統領が広島を訪れたのはチェ・ゲバラの訪日の50年以上後のこととも言えるのかもしれません。
この映画の主人公のエルネストこと、前村はチェ・ゲバラと同じ医学の道を歩んでおり、チェ・ゲバラからエルネストという名前をもらいます。
エルネストはチェ・ゲバラの本名であり、親密さがうかがえます。
エルネストを演じるオダギリジョーは違和感がない。映像の中に溶け込んでいるというか。