星くず兄弟の伝説 映画

1985年の映画。

幸運なことに2018年のリバイバルで舞台挨拶を見ることが出来ました。
この映画は同名の音楽アルバムを元に制作されています。更にそのアルバムはファントム・オブ・パラダイスというロック・ミュージカル映画に影響を受けているようです。
そんなわけでこの映画はロック・ミュージカルのような映画だと思うのでした。
新作映画が公開されることを知った上であえて書きます。映画に出てくる音楽は確かに80年代の音かもしれませんが、リミックスしないかなぁと聴いていて思いました。
舞台挨拶の話を聞いている限りでは、当時のアメリカやヨーロッパのミュージックシーンは理解していて、この作品は作られていったのだろうなぁとも思うのでした。カルチャークラブが頭の中で流れました。

映画の中での面白さの表現はやはり80年代だと思いました。これをブログ主はこの時代のギャグ漫画などの表現と同じコミカルとしての演出だと思うのですが、単純に2018年のお笑い番組の演出から見ると異質だと感じられるだろうとも思います。ヒトラーのような人物の前でてんやわんやの大騒ぎになるシーンでシンディローパーが頭の中で流れました。

少なくともブログ主にとってこの映画は面白かったです。白痴という映画が好きなブログ主はそう思いました。手塚真監督はインディーズな映画ですとはいっていましたが、謙遜だと思います。

登場する俳優は意外な人が多く、一度観ただけではわからないぐらいです。
爆風スランプサンプラザ中野はわかりました。
そして高木完はかっこいい。
更に尾崎紀世彦は歌が上手い。

もう少し書くならば、perfumeに曲を提供するのが、近田春夫爆風スランプパッパラー河合であることを認識する2018年です。