佐川前国税庁長官の証人喚問

佐川さんはある意味で正直な人なのかなと思いました。

文書の改ざんに総理官邸の関与についてはないとはっきりと否定する。

つまり、この部分は仮に裁判になっても関与を証明するのは難しいのかもしれません。

反面、改ざんの経緯などの質問については刑事訴追の恐れがあるので証言拒否をする。

つまり、刑事訴追の恐れがあると言ったところが、何かがあるのではないでしょうか。

今回の証人喚問を受けてどの点を更に追及するのか。

誰が、何の為に改ざんを行ったのか。

粛々と確認を進めてほしいと思いました。

疑問に思ったのは総理官邸の誰かが佐川さんに直接働きかけることはなくても、第三者を使って働きかけをする、伝言ゲームのようなことはなかったのかどうか。

これだけ刑事訴追の恐れがあるという言葉を連呼する人物を国税庁長官に選んで、適材適所と判断していた政府はどう考えているのか。