希望の樹 ジョージアの映画 ネタバレ注意

1976年のジョージアの映画。

馬のシーンから始まります。
このシーンは移動手段、交通手段が鉄道に代わっていく示唆でしょうか。
もう一つは最後の晒し者になることの示唆でしょうか。
因習と革命が背景にみえます。
革命についてもメリットだけでなく、デメリットもセリフの中に出てきます。
因習についても善し悪しの両面について、物語の舞台であるジョージアの民俗的なものも描いています。
スターリンの死から23年後の作品です。
ソ連時代にスターリンの出身地を舞台にした映画が、公開当初にどのように受け止められたのか不思議に思うのでした。
出演している女優は皆、個性的で魅力がありました。
観ている途中で映画「タイタニック」を思い出しました。
そして、この映画の監督は走るシーンが好きなのかな。