斬、 映画 ネタバレ注意

いざこざから殺し合いが始まり、連鎖していく話。

斬、の「、」は血飛沫を表現しているようです。
この映画で描きたかったのは、なぜ人は人を斬るのか、なぜ人は人を殺すのかということのようです。
したがってこの物語は観念的です。

そもそも深刻な対立を背景に殺し合いが始まるわけではありません。
そしてかたき討ちというアジテーションも描かれています。

争いの解決手段として殺害や戦争を選んだとしましす。
ところが気がつくと人を殺すことが目的になってしまう。
感情に支配されて手段と目的が入れ替わる。
そんな印象。