エア・ストライク 映画 ネタバレ注意

感想を3つ。

1、ストーリー
戦争映画ですが普通のドラマかなとも思った。
ブルース・ウィルスも出てくるけれど、印象は薄い。
話を詰め込み過ぎて、よくわからないところもありました。
子豚は気がつくとどこかにいなくなっていたような。

2、一体、誰がこの映画を作ったのか
アメリカ側から見れば、過去に中国と協力していた史実もあるし、中国で公開されればアメリカの俳優の出演料も確保できるということでしょうか。
映画の最初に中国電影集団公司とテロップがでます。従って中国側が制作の中心だとは思います。
しかし、この時代の中国政府は国民党です。映画に出てくる国旗も国民党のものです。
中国共産党としていいのだろうかと不思議な気分になるのでした。
そうするとこの映画は台湾からの目線なのだろうかと思ってみたり。

3、史実として
この映画はフライングタイガースの話なのかなと観る前は思っていました。
フライングタイガースを背景にしてはいるのでしょう。
重慶爆撃を背景にしたシーンも出てきます。
戦争で一般市民が犠牲になるのはやっぱり悲しい。
民間人が犠牲になることは戦争が悪であることの証明なのでしょう。
繰り返しますが、重慶にしても、広島にしても、ロンドンにしても一般市民、民間人が戦争の犠牲になるのはダメだと思う。

人間は愚かなので戦争をこの世からなくすことはこれからもできないのかもしれません。しかし少なくとも減らす努力はできると思うのです。