パドマーワト 女神の誕生 映画 ネタバレ注意

映画の最初にあるようにブログ主も無益な対立を望まないし、友好的な世界を希求していることをこのブログでも最初に書いておきます。


感想は3つ。
1、アラーウッディーン・ハルジー
なんとなく三国志演義曹操のイメージの人物でした。
物語の展開としては主人公に対する敵役。
絵に描いたような強欲ですが、それは人間らしさにも繋がって見えました。
あとダンスが上手い。

2、歴史として
ハルジー朝がモンゴルを撃退した後に、ラージプートの国に攻め込む。
日本やハリウッドでは作成されにくい背景の作品だと思う。

後の東インド会社はラージプートの国々と手を組むことでムガル帝国の支配力を低下させていくわけです。

そして時は流れてインドの経済が発展して、歴史映画が作成されるのでした。

3、ケトとコテ
ハヌマの策は問題点があるとは思いますが、相手の感情を手に取るということにおいて切れ味があるのだと帰り道に改めて思う。