ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 映画 ネタバレ注意

3時間半ぐらいの上映時間の図書館の映画。


ともかく観て思ったこと。

1、ITの活用
本や資料のデジタル化が進んでいることはいいことだと思う。
地域のインターネットへのアクセスポイントになるというのもいいこと。

2、書庫
単なる書庫ではなく、地域の人たちが集う場所であるということ。
そもそもIT化が進むと電子媒体の書庫になっていくのでしょう。
この辺りは非常に想像が膨らむ。

アメリカの法律に詳しくないので疑問に思ったこと。
図書館にある本や絵の著作権の扱いはどうなるのだろうか。

当たり前かもしれないが親に似ている。

5、障害者
ブログ主の理解が不足していたかもしれませんが、障害者にとって使いやすい点字の図書館などの普及はいいことだと思う。

6、商業性
ニューヨーク公共図書館は市の予算と寄付によって運用されています。
そうすると市議会議員から運営側が影響を受けるということがあり、この映画の中で話があったか覚えていないのですが、寄付をした人からも運営側は影響を受ける可能性があるのかもしれません。
ヨーロッパでは税金のみで運営されているところが多いといっていたと思う。
さて日本では公立の図書館の運営に営利団体が介入してきている事例があるようです。
ブログ主は公立の図書館の運営に営利団体が介入することには反対です。
但し、公立の図書館と営利団体がそれぞれに住み分けを行う仕組みがあってもいいと思っています。

7、ホームレス
図書館を訪れるホームレスにどのように対応するのか議論しています。
問題はホームレスが図書館を必要としているとするならば、その目的を明らかにすれば対応策が明確になると思うのでした。

バロウズも既に歴史の中の人物なのだと思う。

マルクスリンカーンのやり取りが紹介されます。
時代背景から考えると、それはそうなのかと。

10、民主主義の柱
民主主義の成り立ちの歴史を知ることが出来る図書館。
人々が集う図書館。
民主主義にとって大事だと思う。

11、チャイナ
後半はぼんやりと観てしまったのですが、チャイナという単語が、
よくわからなくなりました。