サラバ静寂 映画 ネタバレ注意

反民主主義と音楽の話。

法律で音楽を禁止するということですが、明らかに表現の自由を認めないということに他ならない話です。

感想を3つ。

1、音楽の最初というのはいったい何か。ノイズなのか。考えると不思議。

2、音楽が禁止された状況の見せ方が面白い。
ロストカルチャーとしてのカセットウォークマン、ブラウン管テレビを配置しているのでしょうか。

3、警察のガサ入れがあります。
現実でも違法ドラッグをライブ会場で使用すれば、警察のガサ入れが行われることでしょう。
ただ、ガサ入れで警察が発砲して死者が出ることは日本では考えにくい。

表現の自由を認めない国においては、音楽そのものに対して厳しい取り締まりがあるのかもしれません。
それは弾圧と呼ばれて。
やるせない思いとは。