北海道の可能性

これから日本国内で発展の可能性が高いところでは北海道は有力なのではないかと思っています。

昨年の九月頃、北海道の未来は厳しいのではないかという文章をネットで読んだ記憶があります。

北海道の魅力、もしくはこうすれば儲かるのではという考え、妄想についてつらつらと書いてみようと思います。

いくつかあると思うのですが一つは甜菜だと思っています。

北海道の甜菜は国産の砂糖の原料として栽培されていますが、これを全てバイオエタノールの原料に切り替えてしまえばいいのではないかと思うのです。

バイオエタノール混合燃料の表記はE3などと記載するようで、ガソリンに3%バイオエタノールが含まれていればE3となり、既に日本国内でもE3までの含有は問題ないようです。

そこで行政側が国内の普通乗用車のガソリンは混合燃料を使う方針、例えば混合比で税率を変えるなどの方法を取れば移行していくのではないでしょうか。

ガソリン価格は国際的な原油価格に影響されているようですが、バイオエタノールが日本国内産であればその含有比率分は原油価格の影響を受けなくなるのではないでしょうか。自動車の使用者目線では価格変動が少ない方がありがたいのでは。

実際のガソリン価格は2013年8月で1L当たり160円ぐらいでしょうか。従って甜菜から得られるバイオエタノールは100L当たり16000円ならば採算が合うと考えられますが、行政側からの補助金も必要かもしれません。

日本の自動車メーカーはハイブリッド技術を持っていますが、バイオエタノール混合燃料での燃費改善技術を合わせ持てば海外メーカーとの技術差を生み出せると思うのですがどうでしょうか。

もう少しいえば日本の自動車メーカーはTPPなどと言わないで日本の農業と協力した方がひょっとしたら発展の可能性が見えるのかもしれないと思うのです。

日本国内の砂糖の消費量は減っているようですが、北海道の甜菜が全てバイオエタノールになった場合、鹿児島と沖縄のさとうきびと輸入でまかなう方法を考えていくことになるとは思います。

そうなれば鹿児島と沖縄の農業の発展にならないかなあと思うのです。

今日はここまで。