日本人の人質事件 その2

日本人の人質事件についてもう少し書いてみます。

今回の事件に対して日本国内の反応で自己責任という考え方がありました。日本国民の冷静な反応といえるかもしれません。

国民が感情的にならなければ政府も冷静に対応できると思いますし、今回の事件も冷静に解決に向けて動いていたと思います。

国民から見れば自己責任であっても政府は全力で解決を目指すのが正しいかと思います。

問題は今後ともいえ、今回は民間人が危険地帯に自ら出向いて捕まったケースですが、相手のテロリストが能動的だった場合。

難しそうなのは日本の要人をターゲットに誘拐を試みて成功されてしまった場合。

今後のリスクを考えると今回の事件が試金石になったのではないかと思います。

言い方を変えれば今回の事件を無駄にしてはならないと思います。

いずれにしても今回の事件で人質を救出できなかったことについて客観的な検証をしてほしいと思うのです。またISISに人質を取られた国で、世界最大の軍事力を持つアメリカの人質のケースは救出されず、トルコ人のケースは救出されている状況も併せて検証してほしいと思うのです。


今回の事件ではあくまでテロリストが悪いのが前提で、政府も解決に向けて動いていたことを念の為にもう一度付け加えておきます。