2010年ワールドカップ初戦を振り返る

2010年ワールドカップ本大会の初戦、日本vsカメルーン戦を振り返ってみます。

既に誰かが書いているかもしれませんが、2017年8月のワールドカップ予選の日本vsオーストラリア戦との相似性について。
2010年ワールドカップの初戦の日本は本田の1トップという変則的なスタイルでした。これは前線でのキープ力を期待したものだったでしょうか。
2017年8月の日本の1トップは大迫であり、これもキープ力を期待したものでした。
2010年の中盤も予選ではなかったアンカーとして阿部を起用して3人で守るシステムを用いました。
2017年8月も中盤の底に長谷部を置いて、井手口、山口の3人で守るシステムでした。
そして2010年ワールドカップでは中村俊輔というゲームメークに関わる選手がスターティングイレブンから外れました。
2017年8月も香川、本田、柴崎という選手がスターティングイレブンから外れました。

このように見てみると2010年ワールドカップではアジアの予選では攻撃主体のシステムだったのが、本大会では守備に主眼を置いたシステムに変わった。
2017年8月もアジアカップ優勝国のオーストラリアに対して守備を固めて戦った。

2018年ワールドカップ本大会で日本代表が433のシステムで戦ったら、果たしてどうなるのだろうか。