不都合な真実2 映画

アル・ゴアの使命とその物語。

10年前に不都合な真実という映画が制作されました。公開された後にはこの映画の内容は恣意的にデータを用いているというような非難がありました。
では10年経過してどうなったか。
様子がおかしいですという現場の声に対して、気のせいだろうと返す。しばらくすると巨大な問題がやってくる。このストーリー展開はハリウッド映画的だとは思いました。
映画の中ではここ10年の気温の変化、降雨を中心とした災害についてデータなどが紹介されます。
そしてイーロン・マスクの影が見えるのですが、これまでとこれからを考えると彼の存在、動向はどのくらいの影響になるのだろうかと思うのでした。

ブログ主は環境問題を政治、経済の問題だと思っています。
アメリカはパリ協定の離脱を宣言しています。日本は原発事故以降は火力発電などに注力しているように見えます。
この間隙を中国、インドといった国々が利用している、もしくは利用していくのではないかと懸念しています。
つまり環境対策としての代替エネルギー活用における技術発展のイニシアチブを取るのはどこの国になるのかということです。
石油やウランなどの資源が国内になかった日本が代替エネルギー活用の分野で遅れていくとどうなるのか。