タクシー運転手 映画 ネタバレ注意

光州事件の話。

最初に事実を元にしていて脚色しているとテロップがでます。

韓国映画を観ていて、情緒豊かだなぁとよく思います。
タクシー数台と私服軍人がカーチェイスをするシーンがあります。発砲する軍の車両にタクシーで体当たりを仕掛けます。
日本の映画でそんなシーンがあったら、そんな馬鹿なと思うかもしれません。しかし、シルミドなどの映画を見ていると無茶なシーンも案外リアリティがあると思い込んでしまうのでした。

観終えて思ったことは3つ。

1、Kリーグ
前半に路地でサッカーをするシーンがあります。Kリーグはいつスタートしたのか気になってしまいました。
Kリーグは光州事件の3年後にスーパーリーグとしてスタートしたのでした。

2、誰なのか
そもそも、この運転手は誰なのか。実在のドイツ人記者はこの運転手と再会を果たせずに亡くなっています。

3、政府と市民
光州事件の際の韓国政府は軍事政権でした。仮に民主的に選ばれた政権であっても、政権を取ると国民の手を離れてしまうともいわれます。
どこの国の国民であっても平和のうちに生存したいものです。