返還交渉人 映画 ネタバレ注意

独立国家の外交官とは何か。

沖縄の日本への返還交渉の話です。
千葉課長は戦中は大和田通信所に所属する軍人だったそうです。
つまりアメリカに対して敵国として対峙していた軍人がアメリカの同盟国の外交官になったということです。

千葉課長の考え方は
日米安保は堅持
ただし日本とアメリカは独立国家として対等

そして日本と沖縄を二度と分断させない。

非常にブログ主の考えに近いので共感しました。
更に国同士の関係は外交でかなり解決出来るとブログ主は思っているので交渉の進め方も納得しながら観ていました。

観終えてから思ったことは3つ

1、今の日本の外交官にとってこの話は感覚として理解出来ることなのだろうか。
2、コザ暴動ではなく、コザ騒動であるという認識。コザでは抗議活動はあり、怪我人は出たが、暴動ではないという主張になるほどと。
3、沖縄返還は46年前のことです。今の沖縄でも影響はもちろんある。しかし、現状の問題と必ずしも全て一致する訳ではないはずです。今の野党、立憲民主党などは冷静に現状を分析してほしいと思います。