天皇と軍隊 映画 ネタバレ注意

2009年の日本の監督によるフランス映画。

天皇と軍隊」というタイトルですが、実際には日本国憲法第1条と第9条の内容。
時期として昭和20年以降の昭和を中心に描いています。
全体的にドキュメント番組のような雰囲気です。
GHQ側の視点に重きがあります。
GHQによる日本統治をスムーズに行う為に、天皇陛下の戦争責任を問わないという意見を重視し、日本側の戦争放棄を前提としたという解釈です。
GHQ日本国憲法の原案を作成したという話も出てきます。原案がどうであろうと日本国憲法は昭和21年の帝国議会で手続きに従って公布されています。

ブログ主はファシストの作る憲法より、民主主義を信じる人の作る憲法の方を支持したいのです。
その場合は国籍は気にしない。

この映画の中で従軍慰安婦の話も出てきます。
従軍慰安婦の問題は冷静に対応してほしいと思います。

監督によるとこの映画と「国家主義の誘惑」という映画は二つで一つということ。