ダマスカス 2018年の映画 ネタバレ注意

イラン、もしくは革命防衛隊から見たダーイッシュとの戦い。イランの映画。

ただ主人公はパイロットであり、英語を話すので欧米の映画を観ているような、でもそうではない不思議な感覚になりました。
イランから見てもダーイッシュはヤバイ奴らなのが良くわかります。
一方でこの映画はフィクションだとも思いました。
シリアの航空管制はシリア政府、またはロシア軍が行っていると思うからです。

この映画の中でイランにとって、ロシアは味方であり、チェチェン人はダーイッシュ側として描かれています。
日本から見ればチェチェンはロシアに制圧されていて、北方領土もロシアに不当占拠されています。
確かにダーイッシュはひどいことをします。
しかし、それ以外の人々はいわゆる普通の人々であり、もう少し世の中は平和に出来るのではないだろうかと期待のようなものも感じました。
あくまでもこの映画を観た限りですが。

蛇足ですが上空での気圧の変化の描写はあれでいいのだろうかと思いました。