2019-02-25 アタラント号 1934年のフランス映画 ジャン・ヴィゴ監督の作品。猫とパリの物語。街が自由ならば船内は閉塞という対比表現でしょうか。現在のインターネットに該当するものが、1934年のラジオなのかなと思うのでした。蓄音機が最先端テクノロジーの時代。行商人の男が出てきますが、「男はつらいよ」の寅さんもこんな調子かな。個々のシーンは今に観ても遜色ないと感じましたが、全体を通すとやっぱり昔の映画だと感じたのはなぜなのだろうか。最後は親爺さんが活躍します。