判決、ふたつの希望 映画 ネタバレ注意

レバノン、フランス制作の2017年の映画。







裁判の展開は非常に公正であり、法律に基づいているのだろうと日本に住むブログ主でもそんな風に思った。
映画だからなのか、現実社会を背景にしているからなのかはわかりませんが、レバノン人とパレスチナ人の対立をマスコミが騒ぐというか、大きく取り上げていきます。
外国から来た人たちと元から住んでいた人たちの対立というのは普遍的な問題なのかもしれません。
最後に判決が出るのですが、受け止め方は色々かな。
レバノン人の被害者とパレスチナ人の加害者の当事者は2人とも判決に関わらず、わだかまりなく和解していたように描いていたとも思う。

まとめるならば、早産児の健やかな成長を願う。

以下、長めの蛇足。

レバノンキリスト教徒の方々はこの映画の主人公のような労働者階級よりも、裕福な人たちが多いそうです。
資産のあるレバノンキリスト教徒の方々はバカンスでパリに行ったり、寿司を食べたりするようです。
両親がレバノン系の人でブラジルで育ち、フランスの会社で取締役になり、日本の自動車会社のCEOになった人がいたような。