テルアビブ・オン・ファイア 映画 ネタバレ注意

そもそも、この対立はどこまで意味があるのか。そんなことを考えてしまう映画。


感想を3つ。

1、女性とメロドラマ
地球上の女性は恋愛ドラマが好きであると決めつけてしまいたくなる。
それはともかく、男女の社会でのバランスが取れたら、世の中の様々な対立構造に変化はおこるのだろうかと思ってみたり。

2、占領下のネゴシエーション
インティファーダオスロ合意という歴史的な経緯が言葉としては出てきます。
このような状況でイスラエルの占領下のパレスチナの人々は何もできないのか。
そんなことはなく、交渉においては相手側の要求を吟味することで解決することも往々にしてあるわけです。
だからこそ、イスラエルパレスチナの対立自体もどこかで折り合いを見つけることができないのかと考えるわけです。

最近の日本でも問題があるとすぐに軍事力などといい出す人はいるわけですが。

3、エンディング
こんなエンディングも嫌いではないです。