テル・ミー・ライズ 映画 ネタバレ注意

反戦映画。

冷戦時代の作品であり、上映取り消しになったこともあったようです。
ベトナム戦争に反対する内容ですが、冷戦時代なので東側のプロパガンダとして受け取られることもあったのかもしれません。
1968年の映画であり、第二次世界大戦が終わってから23年後なので、2018年とは時代感覚が違う。
東京大空襲やロンドン大空襲を経験した世代が父親、母親となるぐらいの世代なのでしょう。世の中が実感として戦争に介入することのリスクを認識していたのかもしれません。
面白いと思ったのは議員にイギリスがベトナム戦争に介入すべきか、介入しない方がいいのか尋ねたところです。あくまでも議論をしてベトナム戦争への介入に反対しようとするところは興味深かったです。
またベトナム戦争はアジア人に対する差別であるという切り口もあり、アメリカの黒人がこの戦争は白人による差別であると訴えているのでした。
後半に僧侶の焼身自殺による映像が出てきます。
Rage Against the Machineは1990年に結成。

シアノス 映画

青が鮮やかな作品。PFFより。

人が消える話で不思議感の中で終わります。
想像してしまうのはなぜ人が消えたのか、考察したらどうなるか。
主人公の行動もよくよく考えると不思議であり、その背景を考察したらどうなるか。
一度観てから内容を反芻してみても面白いかもしれない。

何がジェーンに起こったか? 1962年の映画

サイコな話。

メンタルをやられてしまう、それも長期に渡った結果。
登場人物がみんなタバコ吸っている時代の作品。
主演の二人の女優を含めて出演している俳優はすごいと思いました。
女優としての過去の栄光はあっても、演技にその身を賭す迫力。

からっぽ 映画

最後は雪の中の話。PFFより。

最初は毎日が忙しくてからっぽなのかと思いました。
途中のセリフから危険な展開に進んで行きます。
最後まで転がり続けます。
セリフがからっぽの表現として受け取りました。
登場人物の思慮とセリフの相関関係を探りたくなりました。