東京と原発

東京から見た原発廃止ということで書いてみます。まず東京だけの意見で原発を廃止させるのは難しいと思います。

原発を廃止させるのは国政として検討した方がいいと思います。
ただ東京は今まで原発から得られた電力を消費してきた場所であり無関係ということもないとも思います。
そうはいっても原発を廃止して電気代がどんどん値上げされていくのは東京の人間として困ってしまうと思います。
東京として原発廃止を見据えて電力を確保するためにできそうなことは地熱発電の推進などかなと思います。
行政として見た場合、東京は他県に比べて税収が大きいけれども
地価が高いので有効利用できる土地が少ないと思うのです。
そこで近隣で税収は多くないが地熱発電の建設に適した土地のある県に東京が出資して土地を提供していただいて、協力して地熱発電を推進していくことを交渉してみてはどうでしょうか。
このやり方が上手くいくかどうかは東京電力の設定している電気代と同等の価格、もしくは低価格で地熱発電が電力を提供出来るかどうかというところでしょうか。
つまり行政として出資した分が無駄にならず、なおかつ消費者にメリットがあればいいと思います。
原発を推進するにしても廃止するにしても東京電力福島原発の対応をしなければならないので電気代は少しずつかもしれませんが値上げをすることになると思います。
また原発、火力発電のいずれも燃料であるウランや天然ガスは海外からの輸入に頼っています。
地熱発電ならば燃料を輸入しないのですから長期的には価格は抑えることが出来ると思うのですがどうでしょうか。