東京リピーター作戦 その1

東京都議会議員選挙も近づいてきたので。

2020年には東京五輪が開催されます。そんなわけで新しい国立競技場を作ったり、各地の施設を五輪に向けて整備していくわけです。
しかし、簡単に整備といっても出費があるわけで、これもどうするのかということです。
新国立競技場は東京都が約400億円分を負担すると前の東京都知事が約束していたようですがこれはどうなるのでしょうか。
大まかに試算すると東京都民が1000万人いるとして、1人4000円で400億円。夫婦2人と子ども2人だと1万6千円。高齢の両親と自分で1万2千円。
前回の五輪の時、1960年代は高度経済成長期でしたが、現在は少子高齢化の時代です。この財政負担は厳しいと思います。
だからといって今から五輪開催を返上することも難しいと思います。

五輪開催のメリットもあります。
例えば新しい国立競技場を作るということは出費ではありますが、受け取る人もいるわけです。建設関係では収入が増えることになり、これはメリットです。
しかし、箱ものを作ることは短期的には経済効果はあっても長期的には難しいのではないかと思います。特に人口が減少していく中では長期的に施設を運用するランニングコストをどのように見積もるのかということです。
別のメリットもあります。
五輪開催となれば、世界中から選手、マスコミ、観光客が東京にやってきます。特に観光客は東京で消費をしてくれるのでメリットでしょう。
ただ、このままでは2020年に五輪観光で来て、それで終わってしまいます。
もし2021年も、2022年も観光で東京に訪れてくれたら。
東京リピーター作戦はそんな発想から考えました。