アタラント号 1934年のフランス映画

ジャン・ヴィゴ監督の作品。

猫とパリの物語。
街が自由ならば船内は閉塞という対比表現でしょうか。
現在のインターネットに該当するものが、1934年のラジオなのかなと思うのでした。
蓄音機が最先端テクノロジーの時代。
行商人の男が出てきますが、「男はつらいよ」の寅さんもこんな調子かな。
個々のシーンは今に観ても遜色ないと感じましたが、全体を通すとやっぱり昔の映画だと感じたのはなぜなのだろうか。
最後は親爺さんが活躍します。

21世紀の女の子 映画

総論として。

ある種の経済的な映画だと思った。
ひらがな、カタカナを使い始めた人たちの約1200年後の後継者たち。
若い世代の作品なので粗探ししても意味はない。
サッカーで言えば、東京オリンピック出場を目指す選手たちのようなもの。
主題歌の抱擁感のような何か。
それぞれの作品については、それぞれの印象を書いてみたい。