海の沈黙 1947年のフランス映画

ナチス占領下のフランスの話。

監督のメルヴィルの経験も背景にあるようです。
占領した側は自分たちに都合のいいことを言いますが、占領された側の気持ちを考慮しないことが前半に描かれます。

(どこかのインターネットで見たような)

その後、ファシスト側がフランス人をどんどん処刑していることが明らかになります。
フランスの文化を破壊し尽くすことも検討されています。
過去に詩について語り合った仲の良かった友人も、ナチスの行為を絶賛するようになってしまいます。

(どこかのインターネットで見たような)

メルヴィルはフランス人として占領下の状況の中にいた当事者であった上で、この作品を制作しています。
破壊されそうになったフランス文化を背景に、人の心の機微を描くのはクリエイターの矜持でしょうか。

第二次世界大戦後の1947年という占領の記憶が鮮やかな時に制作されたこの映画が、2019年の難民問題に揺れるEUではどのように受け止められるのだろうか。

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コメディ映画。

面白かったのですが、後半の展開をもう少し丁寧に描いても良かったかな。
同性愛が裏のテーマに見えました。

感想を3つ。

1、西葛西
2019年の統一地方選江戸川区議会議員選挙の後にこの映画を観た。

2、吉田くん
「チワワちゃん」の吉田くんが出てきたととっさに反応してしまった。
こんな文章を書いていたら、そういえば千葉解放戦線は「金髪の草原」であることを思い出した。

3、世界埼玉化計画
そもそもACLのチャンピオンチームが地元にある埼玉なので、世界に影響を及ぼすことはそんなに難しいこととは思えないのだけれど。

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フランスの金ハ先生みたいな話。

フランスらしく「レ・ミゼラブル」「ヴェルサイユ」「恋愛」が背景を彩る。

感想を3つ。

1、ムバッペと呼ぶのか
サッカーのフランス代表の名前をどのように呼ぶのか。
エムバペ。
ムバペ。
某サッカー雑誌の記事を思い出した。

サッカーイタリア代表バロテッリの生い立ちと今に至るまでを思う。

3、ピラニ
可愛い。

秋篠宮家への報道など

秋篠宮家への報道、インターネット上を含めた伝え方について。


特に内親王の結婚に関して。
意見を述べる自由は国民にあると思いますが、過剰なものは避けるべきだと思います。

天皇制や皇族の方々の公務については様々な意見を述べることは問題ないと思います。
ただし、皇族の方々の個人的なことについて執拗に批判するのはいかがなものかと思う。

ブログ主は安倍首相が好きではありません。
しかし、公務にある人間であっても信仰の自由はあると思うので、神社に個人的に参拝することは問題ないと思います。
公人として宗教を利用することは政教分離の原則を逸脱するということです。

総理大臣にしても、国家公務員にしても個人の自由はあるというのがブログ主の立場です。
従って内親王の結婚に関して、個人の自由という立場から見て、過度に批判するのはいかがなものかと思うのです。

内親王が皇族であり、税金で生活しているという意見があると思います。
しかし、内親王は選挙で選ばれた訳でもなく、公務員試験を受けている訳でもありません。
受動的な立場にいて、その上で税金を使う生活をしているのですから、一般的な国民と同じ生活をしているのであれば問題ないと思うのです。



念のために書いておきますが、皇族の方々に対する脅迫などは以ての外です。



このような文章を書きたくなったのは、寬仁親王殿下の話を時々思い出すからです。