2020-09-22 この世の果て、幾多の終焉 映画 ネタバレ注意 明号作戦から始まる話。戦争なので、日本もベトナムもフランスも理不尽。日本側の目線で言えば、ヴィシー政権が降伏した段階で突如として危険が目の前に現れる。殺さないと殺されるという理屈が恐怖を呼び起こす。そんな訳で戦争による生と死が背中合わせの状況が続いていく。観ている途中で、「斬、」を思い出しました。ただし、「斬、」より主人公の思考が揺れるというより、流れる感じでしょうか。「苦痛」とは戦場だから伴うのか、それとも日常でも絶えず叩きつけられるものなのか。